ステップフォームとは?導入メリットとMarkefanのステップフォーム機能を解説

Webサイトを訪れたユーザーが、多数の入力項目が並ぶ長いフォームを目にすると、「入力に時間がかかりそう」と感じ、途中で離脱してしまうことがあります。商品やサービスに関心を持っているユーザーであっても、フォームの入力負担が大きければ、送信まで進んでもらえない可能性があります。
このような課題を解決する方法の一つが「ステップフォーム」です。
ステップフォームは、長い入力フォームを複数の短い画面に分割し、ユーザーを段階的に案内する仕組みです。入力時の負担を軽減し、フォームの完了率やコンバージョン率の向上が期待できます。本記事では、ステップフォームの基本的な仕組みや導入メリット、活用例、Markefanが提供するステップフォームの主な機能について解説します。
ステップフォームとは
ステップフォームとは、入力項目を複数の画面やセクションに分けて表示するフォームです。「マルチステップフォーム」と呼ばれることもあります。すべての入力項目を一つの画面に表示するのではなく、ユーザーを複数のステップに分けて案内します。
例えば、問い合わせフォームを次のように構成できます。
ステップ1:基本情報
氏名、会社名、メールアドレスなどを入力します。
ステップ2:お問い合わせ内容
興味のある商品、現在の課題、導入希望時期などを入力します。
ステップ3:入力内容の確認
入力した情報を確認し、問題がなければ送信します。各画面に表示される質問数を少なくすることで、ユーザーは一度に多くの項目を確認する必要がなくなります。
また、「3ステップ中の2ステップ目」のように進捗状況を表示すれば、残りの入力項目を把握しやすくなり、ユーザーが安心して入力を進められます。
通常のフォームとステップフォームの違い
通常のフォームでは、すべての入力項目が一つのページに表示されます。氏名とメールアドレスだけを入力するような短いフォームであれば、通常のフォームでも問題ありません。
一方、企業が詳細な情報を収集する場合、入力項目が増えてフォームが長くなり、ユーザーに負担を与える可能性があります。
| 通常のフォーム | ステップフォーム |
| すべての項目を一つの画面に表示 | 入力項目を複数のステップに分割 |
| 項目が多いと長く複雑に見える | シンプルで入力しやすい印象を与えられる |
| 入力完了までの量が分かりにくい | 進捗状況を表示できる |
| ユーザーへの案内が限定的 | 段階的にユーザーを案内できる |
| 原則として全員に同じ質問を表示 | 目的に応じて質問を整理しやすい |
フォームの目的や入力項目数に応じて、適切な形式を選択することが重要です。
ステップフォームを導入するメリット
1.ユーザーの心理的負担を軽減できる
多数の入力項目が一度に表示されると、ユーザーは入力を始める前から負担を感じることがあります。
ステップフォームでは、一つの画面に表示する項目数を抑えられるため、フォーム全体が短く、簡単に見えます。ユーザーはフォーム全体ではなく、現在表示されているステップだけに集中できるため、入力を開始しやすくなります。
2.ユーザー体験を向上できる
ステップフォームでは、関連する質問をまとめ、分かりやすい順番で表示できます。
例えば、「お客様情報」「ご相談内容」「ご希望の面談日時」「入力内容の確認」のように、目的別に画面を分けることができます。ユーザーは案内に沿って入力を進められるため、フォームの内容を理解しやすくなり、スムーズな入力体験を提供できます。
3.フォームの完了率向上が期待できる
各ステップの入力内容がシンプルであれば、ユーザーは次の画面へ進みやすくなります。
最初のステップを完了すると、「ここまで入力したので、最後まで完了しよう」という心理が働きやすくなることもあります。その結果、入力途中の離脱を減らし、問い合わせや資料請求、申し込みなどの完了率向上が期待できます。
4.スマートフォンでも入力しやすい
一つの画面に多数の項目を表示するフォームは、スマートフォンでは特に入力しにくくなります。長いスクロールが必要になり、自分がどこまで入力したのか分からなくなることもあります。
ステップフォームでは、各画面に表示する項目数を抑えられるため、スマートフォンでも快適に入力できます。
5.詳細な情報を収集しやすい
企業がユーザーのニーズを理解するためには、氏名やメールアドレスだけでなく、より詳しい情報が必要になる場合があります。
例えば、次のような情報です。
- 会社名・部署名
- 興味のある商品やサービス
- 現在抱えている課題
- 予算
- 導入希望時期
- デモや個別相談の希望
- 利用中のシステムやツール
ステップフォームを活用すれば、入力項目を分かりやすく整理しながら、営業・マーケティング活動に必要な情報を収集できます。
6.見込み客の優先順位を判断しやすい
ステップフォームで収集した情報は、見込み客の確度や優先順位を判断するためにも活用できます。
例えば、「できるだけ早く導入したい」「具体的な見積もりが欲しい」「デモを希望している」と回答したユーザーは、情報収集のみを目的としているユーザーよりも、導入意欲が高い可能性があります。回答内容をもとに見込み客を分類することで、営業担当者は優先的に対応すべきリードを把握しやすくなります。
7.ユーザーに合わせたフォローができる
フォームで収集した業種、課題、興味のある商品、導入時期などの情報を活用すれば、見込み客を適切にセグメント化できます。
セグメントごとに異なる資料やメールを配信することで、一人ひとりの関心に合わせたフォローが可能になります。べての見込み客に同じ情報を送るのではなく、それぞれのニーズや検討段階に応じたコミュニケーションを実施できます。
ステップフォームの主な活用例
ステップフォームは、さまざまな顧客接点で活用できます。
- 商品・サービスに関するお問い合わせ
- 資料請求
- デモ・個別相談の申し込み
- 見積もり依頼
- 無料トライアルの申し込み
- セミナー・イベントの参加登録
- 会員登録
- アンケート・調査
- 採用応募
- 保険・金融サービスの申し込み
- 不動産物件に関するお問い合わせ
- ECサイトの商品提案・診断
- カスタマーサポートの受付
特に、複数の入力項目が必要なフォームや、質問を一定の順番で表示したい場合に効果的です。
Markefanのステップフォームとは
Markefanのステップフォームは、見込み客の獲得、顧客登録、資料請求、キャンペーン申し込みなどに活用できる、複数画面型のフォーム機能です。
MarkefanのマーケティングオートメーションやCRM機能と組み合わせることで、フォームによる情報収集から、顧客管理、リードナーチャリング、営業フォローまでを一貫して管理できます。
Markefanステップフォームの主な機能
ノーコードでフォームを作成
専門的なプログラミング知識がなくても、フォームを作成・更新できます。キャンペーンのたびにエンジニアへ開発を依頼する必要がなく、マーケティング担当者自身がスピーディーにフォームを準備できます。
入力項目や質問内容を変更したい場合にも、事業やキャンペーンの要件に合わせて柔軟に対応できます。
複数ステップによるフォーム設計
長いフォームを複数の分かりやすいステップに分けて表示できます。
「お客様情報」「お問い合わせ内容」「ご希望条件」「入力内容の確認」など、質問を目的別に整理することで、ユーザーにとって分かりやすいフォームを設計できます。
ドラッグ&ドロップによるフォーム作成
直感的な操作で、フォームの入力項目を追加・配置できます。目的に応じて、次のような項目を設定できます。
- テキスト入力
- メールアドレス
- 電話番号
- プルダウンメニュー
- ラジオボタン
- チェックボックス
- 日付
- 選択式の質問
- 自由記述欄
キャンペーンや業務内容に合わせて、必要な項目を組み合わせることができます。
入力進捗の表示
ユーザーが現在どのステップまで進んでいるのかを表示できます。フォーム全体の進捗を視覚的に伝えることで、残りの入力ステップが分かりやすくなり、ユーザーが安心して入力を続けられます。
レスポンシブデザイン
パソコン、タブレット、スマートフォンなど、さまざまな端末から利用しやすいフォームを作成できます。
ユーザーが使用する端末にかかわらず、一貫した入力体験を提供できます。
入力チェックとエラーメッセージ
必須項目の未入力や、メールアドレス・電話番号などの入力形式を送信前に確認できます。
入力内容に問題がある場合は、ユーザーに分かりやすいエラーメッセージを表示し、修正を案内できます。これにより、入力漏れや誤った情報の登録を防ぎやすくなります。
入力内容の確認画面
フォームを送信する前に、ユーザーが入力した情報を確認できる画面を表示できます。
送信前に内容を見直せるため、入力ミスの防止につながります。また、ユーザーも正しい情報が送信されることを確認でき、安心してフォームを利用できます。
フォームデザインのカスタマイズ
企業のWebサイト、ランディングページ、キャンペーンなどに合わせて、フォームのデザインを調整できます。ブランドカラーやメッセージに統一感を持たせることで、企業イメージに合ったフォームを提供できます。
CRM・顧客管理との連携
フォームから送信された情報を、Markefanの顧客情報やリード情報として登録・管理できます。
営業・マーケティング担当者は、登録された情報を活用して、セグメント作成、見込み客の評価、フォローアップなどを実施できます。フォームから別のシステムへ情報を手作業で転記する必要がなくなり、業務効率の向上にもつながります。
フォーム送信後の自動フォロー
フォーム送信後に、受付完了メールやお礼メールを自動送信できます。また、ユーザーの回答内容に応じて、適切なリードナーチャリングを開始することも可能です。
例えば、次のようなフォローを自動化できます。
- 興味のある商品に応じた資料を送付する
- セミナー申込者へ開催情報を送信する
- デモ希望者の情報を営業担当者へ通知する
- 業種や課題に応じたステップメール配信を開始する
- 導入希望時期に合わせて営業フォローを行う
データドリブンマーケティングへの活用
フォームの回答情報を、顧客属性やWeb上の行動履歴、メールへの反応などと組み合わせて活用できます。
その結果、より精度の高いセグメントを作成し、見込み客ごとに最適なマーケティング施策を実施できます。すべての見込み客を同じ方法でフォローするのではなく、それぞれの関心や購買プロセスに合わせた情報提供が可能になります。
Markefanステップフォームの活用イメージ
例えば、デモ申し込みフォームを次のように構成できます。
ステップ1:お客様情報
- 氏名
- 会社名
- 部署名
- メールアドレス
ステップ2:ご相談内容
- 現在抱えているマーケティング課題
- 保有しているリード数
- 興味のある機能
- 導入希望時期
ステップ3:面談のご希望
- オンラインまたは対面
- 希望日時
- その他のご要望
ステップ4:入力内容の確認
- 入力情報の確認
- 個人情報保護方針への同意
- フォームの送信
フォーム送信後は、受付完了メールを自動送信し、見込み客情報をCRMへ登録できます。デモを希望するリードについては、営業担当者へ自動的に通知する運用も可能です。
効果的なステップフォームを作成するポイント
ひとつのステップをシンプルにする
ひとつの画面に、多くの項目を配置しすぎないようにしましょう。関連する質問をまとめ、各ステップの目的を明確にすることが大切です。
必要な情報だけを収集する
入力項目が増えるほど、ユーザーの負担も大きくなります。現在の顧客接点で本当に必要な情報だけを収集しましょう。追加情報は、メール、電話、商談など、次のコミュニケーションで確認することもできます。
回答しやすい質問から始める
最初から複雑な質問を表示するのではなく、氏名や会社名など、回答しやすい項目から始めると、ユーザーが自然に入力を進めやすくなります。
情報の利用目的を明確にする
回答しにくい質問や詳細な情報を求める場合は、その情報を何のために利用するのかを説明しましょう。
ボタンの表示を分かりやすくする
「次へ」「入力内容を確認する」「送信する」など、ボタンを押した後の動作が分かる表現を使用しましょう。
スマートフォンでの操作性を確認する
フォームを公開する前に、パソコンだけでなくスマートフォンでも確認しましょう。入力項目、ボタン、エラーメッセージなどが見やすく、操作しやすいことを確認する必要があります。
送信後のフォローと連携する
フォームの送信を最終地点にするのではなく、その後の受付メール、資料送付、リードナーチャリング、営業通知、CRM管理までを設計しましょう。
まとめ
ステップフォームは、長い入力フォームを複数の分かりやすい画面に分割する仕組みです。
ユーザーの心理的負担を軽減し、スマートフォンでの入力体験を改善するとともに、見込み客の評価やパーソナライズされたフォローに必要な情報を収集できます。
Markefanのステップフォームは、ノーコードによるフォーム作成と、CRM・マーケティングオートメーションを組み合わせて活用できます。フォームの作成、顧客情報の収集、リード管理、受付メールの送信、リードナーチャリング、営業フォローまでを一貫して管理することで、Webサイト訪問者を有望なビジネス機会へとつなげます。
Markefanのステップフォームについて詳しく知りたい方、またはデモをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
Markefanの無料トライアルはこちら
https://www.markefan.co.jp/trial/