Cookieレスブラウザとは、プライバシー保護の強化を目的に近年利用が増加しています。これらはファーストパーティCookieとよばれるローカルCookieに訪問者データを保存しないブラウザです。当然ながら、こうしたブラウザはセキュリティとプライバシー保護の面で優れています。

しかし、多くのウェブサイトは、円滑な運営のためにブラウザのCookieを必要としており、Cookieが利用できない場合、ブラウザでの顧客訪問履歴を追跡したり、複数ページ間でデータを共有することが難しくなります。

これはPCとモバイルデバイスの両方に適用されます。ChromeやSafariなどのブラウザはシークレットモード(プライベートブラウジング)があり、このモードでブラウザを開くと、Cookieによるデータ保存は利用できません。アプリ内ブラウザのプライバシーモードでも、Cookieに制限が設けられているケースが複数存在します。

たとえばECサイトでは、サイトに訪問したユーザーはまず1つ目のフォームで個人情報を入力し、次のステップとして別のフォームで支払い詳細を入力します。この複数のシート内で登録された情報を共有し統括的に管理するCookieがないサイトでは、それぞれが独立した情報シートのままになるため、顧客情報を取りまとめる連結部分がなくなります。そのため、スムーズで的確な顧客情報収集ができなくなってしまうのです。

MarkefanのMAツールを使用したフォームは、Cookieレスブラウザに対応しています。ブラウザのCookie(サードパーティCookieやファーストパーティCookie)を必要とせずに作動します。取引や支払いプロセスなど、複数のフォーム送信が存在するケースでは、フォーム間でデータを共有することも可能です。このMarkefanのサービスを導入している企業は、ブラウザのCookieサポートの弊害を受けることなく、スムーズに顧客獲得フローを実装できます。

さらに、Markefan MAツールでは、ノーコードでウェブフォームを作成できます。ウェブフォームは、ウェブサイトやランディングページからのリード生成に使用されます。支払い機能を付属させる会員登録フォームも作成可能です。

フォームスタイルやデザインなど、ご要望に合わせて完全にカスタマイズされたフォームを作成することもできます。Markefanで作成したフォームは既存のウェブサイトに埋め込むことが可能で、これらのフォームを通じて送信されたデータはMarkefan自体に保存され、見込み顧客から顧客化に向けたマーケティングキャンペーンに直接活用できます。

MarkefanのMAツールは、データセキュリティを損なうことなくCookieレスブラウザとの完全な互換性を実現しています。詳細については下記までお問い合わせください。